今回、4年生の中山州一郎君をリーダーとしたチームは、コロナウィルスが奥出雲町高齢者の社会生活にどんな影響を与えているのかを調査しました。
事の発端は、今回の4年生が2年生の時でした。公衆衛生学で奥出雲町の高齢者の自宅へ訪問し学ばせていただく機会がありました。学生たちは、今回のコロナウィルスにより「あの時お世話になった方々の暮らしぶりに悪影響は出ていないだろうか?」という心配と思いやりとお世話になったお礼という思いからこの企画を思い立ったと語っていました。
調査した項目は、外出頻度や交流頻度、生きがい、やりがいといった質問項目を使用しました。
結果は、このコロナウィルスの影響で外出頻度や近所との交流頻度の減少、生きがいや楽しみの減少が生じたとする回答が多く、このコロナウィルスの影響が地域高齢者の生活に影響を与えていることが数値として実証されるものでした。
先日この調査結果を奥出雲町健康福祉課に提出しました。学生の想いと努力が、奥出雲町の政策に影響を与え、地域の健康増進に結び付くものと思います。
4年生あっぱれでした!