「医療関連ソーシャルビジネス・コミュニティビジネス(SB・CB)」の取り組みを山陰中央新報、島根日日新聞で取り上げていただきました。

2022.09.21

「医療関連SB・CB」では、奥出雲町三沢地区にて、地域の高齢者の方々の健康状態や生活に関する困りごとをヒアリングし、地域の課題解決案を考案する取り組みを行っております。

 

今回は、理学療法学科、作業療法学科の2年生が中心となり、地元農家の野菜を活用した惣菜配達事業を行いました。

弁当の材料は、高齢化により収穫が難しく廃棄される地元野菜も使用。NPO法人「ともに」が運営する「ともに食堂」の方々にご協力をいただき、奥出雲町と交流のあるオランダで国民食と言われているビターバレン(牛肉クリームコロッケ)などオランダ料理を調理していただきました。

学生は盛り付けを担当し、出来上がった15世帯27名分の弁当を、グループに分かれ各ご家庭へ直接配達。配達先では、世間話をしながら地域の方へ持病や日々の生活での困りごと、配達した弁当などに関するアンケート調査を実施しました。

アンケートには、「栄養、バランスを配慮したおいしい弁当でした。」、「皆さんの地域を盛り上げようとする努力に賛同する。私たちにも何かできることがあればやりたい。」、「若い人たちと会食をともにして懇談の機会があればよいと思う。コロナ渦が収束したら行ってほしい。」等のご意見をいただき、学生にとっても大変励みになりました。

調査結果は、今後三沢地域での活動や課題解決案の考案に活かしていきます。

NPO法人「ともに」様、三沢地域の皆様、ご協力いただきありがとうございました。

※掲載にあたり各新聞社へ承諾を得ています。

 

 

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