作業療法学科

あなたらしく生きるための、
大切な「作業」は何ですか?

世界作業療法連盟(WFOT)認定校
文部科学大臣認定 職業実践専門課程
■ 4年制 ■ 定員 30名
社会生活においてさまざまな障がいを抱える人の心身の回復と社会への適応を支援することが作業療法士(Occupational Therapist:OT)の仕事です。
作業療法における「作業」とは「その人にとって価値があり、生きる喜びを与えてくれること」。
作業療法士は対象者の想いに寄りそい、あらゆる手段を用いてその作業を取り戻すお手伝いをします。
本校では、多角的な視点から対象者や周囲のニーズを引き出し、ひとつの社会で人々が支えあう社会づくりに貢献するための最良のアプローチを提案・実践できる人材を育成します。

内容と特色

心身機能の回復や補助具の提案などの病気・障がいを持つ人に向けたアプローチ、そして「作業」を通じた閉じこもり予防や地域交流の促進などの健常な人々に向けたアプローチという2つの軸から専門知識・技術を修得します。

  • 授業に連動性を持たせたカリキュラム体系によって「なぜ、今、この内容を学ぶのか」という目的を深く理解し、応用や実践に結びつけます。
  • 病気や障がいの医学的評価・治療のほか、健常者に対する予防やコミュニケーション支援といった幅広い視点での作業療法を学びます。
  • 対象者とその家族や職場、地域に働きかけ、より最適なケアのための相互理解と連携を支援するマネジメント能力を磨きます。

卒業後の進路

就業先の多くが病院・クリニックで勤務しています。介護老人保健施設、介護老人福祉施設、児童養護施設、特別支援クラスのある保健所などでもニーズがあります。専門知識を活かし福祉用具メーカーで活躍する人や、新製品の開発に携わる人もいます。

資格取得をサポート

  • 日本作業療法士協会 生活行為向上マネジメント推進協力校
  • 日本障がい者スポーツ協会公認 障がい者スポーツ指導員(初級)
  • 日本レクリエーション協会認定 レクリエーション指導員
  • 普通救命講習Ⅱ

質の高い教育で実践力を養成

  • 身体障がいにおける作業療法を専門的に学ぶ
    1~2年次に学んだ基礎的な知識を統合し、さまざまな身体症状に対する治療や支援技術を修得します。アクティブラーニングを導入し、学生と教員による双方向のコミュニケーションを通じて学びを深めます。
    (作業療法治療学I(身体))
  • 何気ない日常動作から学ぶ人の生活の成り立ちと意義
    日常生活に欠かせない「食事」「着替え」「入浴」などの動作の運動学的・文化社会学的な成り立ちやそれらに障がいを抱える方の支援方法を学ぶことで、作業療法士特有の多角的な視点での介入を体験できます。
    (日常生活活動)
  • 「遊び」を通じて子どもの発達にアプローチ
    子どもの発達プロセスを学び、作業療法としての「遊び」の企画を通して支援に対する理解を深めます。地域での保育実習を実施し、保育士などの異業種とどのように連携していくかという現場での対応力を養います。
    (作業療法治療学Ⅲ(発達))
  • 生活と密接に結びついたリハビリ・介護予防の実践
    高齢者を対象とした買い物リハビリを通じて、地域における生活支援サービスの体制づくりへの関わり方を学びます。一人ひとりとのコミュニケーションの中で、対象者の隠れたニーズを引き出す力を身につけます。
    (地域マネジメント論)

4年間の流れとカリキュラム

基本となる「作業」の考え方を徹底的に学び、心身の回復における作業療法特有の幅広い知識と技術を身につけることのできるカリキュラムを設定しています。
また、専門性の習得と並行して柔軟な課題解決能力の習得を目指し、1年次からはさまざまな観点を有する専門職と協働する力を身につける「多職種連携教育」、2年時からは「地域連携課題発見・解決型授業」を実施。病気や障がいを抱えた人も、そうでない人も共に生きていく「地域共生社会」の実現に向けてどのように作業療法士が専門性を発揮することができるのか、そのアプローチを学びます。
幅広い学びと経験、そして一人ひとりの将来像に合わせた選択型カリキュラムを通して、国家資格取得と卒業後の最適なキャリア選択の実現へ導きます。

4年間の流れとカリキュラム 1年次 2年次 3年次 4年次
基礎学習
アプローチの中心となる「作業」の考え方を学び、人体の構造と機能に関する知識を修得します。
疾患学
主な疾患や外傷、精神ケアに関する知識と対象者の状態を適切に評価する技術を身につけます。
治癒学
外傷や心身疾患に対する作業療法に加え、地域社会の共生を支援するアプローチを学びます。
臨床実習
進路選択に応じた長期的な臨床実習で、技術や対応力を身につけます。卒論の作成とともに国家試験合格を目指します。
他職種連携教育
  地域連携課題発見・解決型業務
科 目
基礎科目 人文科学 ・心理学
・倫理学
・文化人類学
社会科学 ・コミュニケーション論
・マネジメント概論
・キャリアマネジメント論
・教育学・情報処理
自然科学 ・物理学
外国語 ・英語-Reader-
・英語-Speech-
保健体育 ・保健体育-講義-
・保健体育-実技-
専門基礎科目 人体の構造と機能心身の発達 ・解剖学Ⅰ(筋骨格系)
・解剖学Ⅱ(神経系)
・解剖学Ⅲ(内臓系)
・生理学Ⅰ(動物生理)
・生理学Ⅱ(植物生理)
・運動学-講義-
・運動学-実習-
・人間発達学
・解剖学実習・生理学実習
疾病と障害の成り立ち回復過程の促進 ・病理学概論 ・内科学
・整形外科学
・神経内科学
・小児科学
・精神医学
・臨床心理学
・医療安全・救急救命技術論
・リハビリテーション栄養学
・薬理学・老年学
・リハビリテーション医学
保険医療福祉リハビリテーションの理念 ・リハビリテーション概論
・公衆衛生学 
・チーム医療論
・社会福祉論
・医療コミュニケーション演習 ・チーム医療論演習
専門科目 基礎作業療法学 ・作業療法概論
・研究方法論Ⅰ
・国際リハビリテーション論
・研究方法論Ⅱ ・研究方法論Ⅲ
作業療法管理学 ・作業療法マネジメント論Ⅰ
・作業療法マネジメント論Ⅱ
作業療法評価学 ・評価法Ⅰ-1(身障) ・評価法Ⅰ-2(身障)
・評価法Ⅱ(精神)
・評価法Ⅲ(発達)
・評価法Ⅳ(高次脳)
・臨床作業療法評価学(演習)
作業療法治癒学 ・日常生活活動
・生活マネジメント論
・基礎作業学Ⅰ(理論)
・基礎作業学Ⅱ(技術)
・作業療法治療学Ⅰ-1(中枢系)
・作業療法治療学Ⅱ-1(精神)
・義肢学
・作業療法治療学Ⅰ-2(整形系)
・作業療法治療学Ⅰ-3(内科系)
・作業療法治療学Ⅱ-2(精神)
・作業療法治療学Ⅱ-3(精神)
・作業療法治療学Ⅲ(発達)
・作業療法治療学Ⅳ(高次脳)
・作業療法治療学Ⅴ(老年期)
・装具学
・応用作業分析学
地域作業療法学 ・地域作業療法論
・地域マネジメント論
・職業関連活動
・地域インクルーシブ論
臨床実習 ・臨床実習Ⅰ ・臨床実習Ⅱ
・臨床実習Ⅲ
・臨床実習Ⅳ
特別作業療法学 ・総合演習Ⅰ ・総合演習Ⅱ
・障がい者スポーツ*
・レクリエーション*
・音楽療法*
・チャイルドサポート*
・コミュニティ・ベースド・リハビリテーション(演習)**
・医療関連ソーシャルビジネス
・コミュニティビジネス(演習)**
・総合演習Ⅲ ・総合演習Ⅳ

*…自由選択科目 **…自由選択科目/3年次での履習も可

  • 臨床実習
    2〜4年次にかけて取り組み臨床実習では、クリニカルクラークシップを取り入れ、実際に臨床業務の経験を通じて専門スキルを学びます。身体障がい、精神障がい、発達障がい、老年期障がい、地域リハ等、幅広い分野での臨床実習先があり、進路を検討する上での貴重な経験を積むことができます。

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高い指導力を持つ充実の教員陣が、生徒一人ひとりの学習を徹底的にサポートします。

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