Q. リハビリに興味を持ったきっかけは何ですか?
小学生の頃に陸上をしていて、ひざにけがを負った際にリハビリを受けたことがきっかけで療法士という仕事に出会いました。その時「もう一度走れるように」と、担当してくださった療法士の方にたいへんお世話になったことでリハビリの仕事に興味を持ちました。
その後、高校の進路選択の授業で作業療法士の仕事に関するビデオを見たことで作業療法を学びたいと思うようになりました。
Q. 島リハに入学したきっかけは何ですか?
知り合いの方から島リハを勧めていただいたことでオープンキャンパスに参加した際に、リハビリを学ぶための設備も充実しているし、学校全体の明るい印象を感じて「この学校で学びたい」と思ったことで入学を決めました。そのため、ほかの専門学校のオープンキャンパスには特に参加していません。
Q. 学院生活を通してどんな成長がありましたか?
先生方から学ばせていただくのはもちろんのこと、クラスメイトとの関わりの中で刺激を受けることが多いです。学生が主体となって取り組む授業の中で、グループに分かれてさまざまなケースの患者さんの資料を見ながらどのようにその人に合ったリハビリを行うかを考え、発表する授業があるのですが、まだ実際に現場に関わった経験がない中で、学生の間で自分では考えつかないような意見を聞くことで考え方が広がりました。
Q. 今、特に力を入れている活動はありますか?
病院や施設での臨床実習です。島リハでは3~4年時に計4回、それぞれ違う受け入れ先へ実習に行くのですが、今はちょうど1回目の実習の真っ最中です。私は今、特別養護老人ホームでの実習を行っており、施設の利用者さんが生活に必要な身体の機能を維持していくために、お話やお散歩など生活の中で行うリハビリについて学ばせていただいています。
Q. 島リハに入学して良かったと思うことを教えてください。
先生方は学生一人ひとりのことを考えて、学生のやりたいことに対して全力でサポートしてくださいます。また、授業では座学だけではなくて「授業時間内に学内のどこに行ってもいいから、答えを見つけてきて」など、自由度が高くて学生中心に進めていける授業が多くて、自分たちで考える力が身に着く環境だなと思います。
Q. 将来の目標、進路について教えてください。
まだ明確な目標は決まっていませんが、病気を持っている方、そうでない方ということにこだわらず、困っている方の力になれるような仕事ができたらいいなと考えています。これからの実習で、自分に合う働き方を見つけていきたいです。
Q. 高校生へのメッセージ
療法士は、人と関わったりすることが好きな人や、誰かのために考えることができる人など、その素敵な才能を発揮できる職業です。ぜひ、一緒に勉強しましょう。