僕にとってリハビリは、
「人を幸せにする
 ひとつの手段」

理学療法学科4年

中山 州 一郎 さん

Q. リハビリに興味を持ったきっかけは何ですか?

高校3年の頃、サッカーをしていてけがをしたときに理学療法士の方にお世話になったことがきっかけです。私は小学校から高校までずっとサッカーを続けていて自分の生活に欠かせないものになっていたので、そうした人の生活に入りこんでアプローチできる職業であるということに魅力を感じました。

Q. 島リハに入学したきっかけは何ですか?

高校卒業後にすぐに島リハに入学したわけではなく、出身地の鳥取から出て都会に行ってみたいという気持ちもあり、初めの1年間は関西の大学に進学して理学療法を学びました。大学生活を送る中で「もっと主体性を持って活動していきたい」という想いがめばえてきたのですが、そうした時に、学年の壁を越えてスポーツリハビリをはじめとしたさまざまな地域密着型の授業や活動をしている島リハに興味を持ち、この学校なら人間的に成長できるのではないかと感じて入学を決めました。
都市部から一気に田舎に来たのですが、インターネットが発達しているので欲しいものは何でも買えますし、実際に過ごしてみるとあまり不便さは感じないですね。

Q. 学院生活を通してどんな成長がありましたか?

もともと理学療法士を志したきっかけがスポーツに関わることだったので、全力でその分野に取り組みたいと考えていたのですが、島リハで学ぶうちにスポーツに関わる現場というのは例えばクラブチームなどの限られた場所ではなく、地域の至るところでスポーツをしている方々がいるということに気づきました。自分の興味のあるスポーツという方向を向きつつ、もっと地域の方々と関わっていきたいと思うようになりましたね。

Q. 今、特に力を入れている活動はありますか?

島根県内でスポーツリハビリに興味を持っている学生が集まれる場を作りたいと思い、島根県アスレティックトレーナー協議会の学生部を立ち上げました。活動としては、外部講師を招いた講演会や、県内の各専門学校でのスポーツ活動に関する発表会と学生同士の交流会を企画しています。
最初から社会人の方々が参加している研修会や交流会に参加するのはちょっと気が引ける、という学生も多いので、まずは学生同士での交流と情報交換を盛んにすることでスポーツリハビリに関わるひとつのステップになるような場所にしていきたいと思っています。

Q. 島リハに入学して良かったと思うことを教えてください。

先生方との距離が近くて、新しいことにチャレンジしやすい環境だなということを一番に感じます。スポーツ分野など、自分のやりたいことに対して「やってみるといいよ」と背中を押して応援してくださるので、前向きにさまざまなことに取り組んでいける学校だと思います。

Q. 将来の目標、進路について教えてください。

リハビリを志した時からずっとスポーツトレーナーになることを目標にしていたのですが、島リハに入学して、地域関係の選択科目での学びの中で徐々に地域づくりの面白さを感じるようになって視野が広がっていきました。今はまだ漠然としていますが、将来は地域づくりをしながらスポーツにも関わることができるような働き方ができればと考えています。

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