6月18日、島根県民会館にて「マインドフルネス実践セミナー」を開催しました。
心理面へのアプローチがカギを握る作業療法ですが、臨床現場ではそのアプローチの方法の一つとしてマインドフルネスへの注目が高まっています。
今回のセミナーは、広島県立大学保健福祉学部准教授で作業療法士の織田靖史先生を講師にお招きし実現しました。
参加者は、高校生、高校教諭、学生から一般の方まで、幅広い立場の方々にご参加いただきました。
冒頭の講話では、マインドフルネスいわゆる「瞑想」で起こる脳への影響や変化など、長い歴史の中で文化や習慣として行われていたものが、現代の科学によりその根拠が紐解かれ効果が証明されつつあることをお話しいただきました。
後半には、いくつかの方法で実際にマインドフルネスの実践を行い、自分のうちに意識を向けることで今だけに集中することによる、意識の変化・心の状態の変化を実際に感じる体験をしました。
専門的な部分をかみ砕いて分かりやすくご講義いただいた今回のセミナーは、医療現場に限らず日常生活に活用できる内容で、ご参加いただいた皆さんに満足いただけるものとなりました。ぜひ、それぞれの場所で活かしていただけると幸いです。
講師の織田先生をはじめ、お忙しい中ご参加いただきました皆様ありがとうございました。