吉田 俊輔
自己紹介
この度、ご縁があり、約10年の臨床経験を経て作業療法学科の教員となりました。これまで、病院と地域の両方で経験を積んできました。私は作業療法士という職業に誇りを持っています。作業(その人にとって大切な生活行為)は十人十色であり、その作業を行う背景には、多様な文脈が存在しています。学生の皆さんには、病気に関する知識だけでなく、対象者が大切にしている作業とその想いをしっかりキャッチし、その人がその人らしい作業をとりもどせるよう全力で支援できる療法士になって欲しいと思っています。一緒に勉強していきましょう。
趣味
旅と散策、キャンプ、読書

業績
学術論文
- 吉田俊輔:家族介護者における役割の変化や満足度と作業機能障害との関連性の検討.吉備国際大学大学院 修士論文
学会発表
- 上田将吾、吉田俊輔、高木泰宏、山中真司、加藤祐一:「認知神経リハビリテーションの臨床対話を再考する~相互行為分析による非言語的資源利用の検討~」第24回認知神経リハビリテーション学術集会2024年(高知県)
- 吉田俊輔、大谷将之、青木竜太朗、津田宏太郎、雲田耕治、錦織健次、山本真理子「我が国における作業バランスに関連した尺度の使用状況:スコーピングレビュー」第18回島根県作業療法学会2024年(島根県)
- 吉田俊輔、寺岡睦、京極真:「家族介護者における役割の満足度と作業機能障害との関連性の検討」第58回日本作業療法学会2024年(北海道)
- 野口瑛一、吉田俊輔、江草典政:「再移植を行わないと決断した重症急性骨髄性白血病患者のスピリチュアルペインと意思決定プロセス~複線径路・等至性モデル(TEM)による分析~」第28回日本ペインリハビリテーション学会2024年(長崎県)
- 吉田俊輔:「親和性のある左手をとりもどすまでのプロセスに関する質的解明〜複線径路等至性アプローチを用いて〜」第2回現代リハビリテーション医療研究会2021年(オンライン)
- 吉田俊輔、高木泰宏、上田将吾、山中真司、塚田遼、加藤祐一:「過去の行為経験を活用した訓練による身体経験への影響〜当事者1名の語りの分析から〜」第20回日本認知神経リハビリテーション学会2019年(大阪府)
- 吉田俊輔、高村知秀:「情報器官としての側面を重視した介入により防御性収縮が早期に改善した腱性マレットフィンガーを呈した一事例」第50回日本作業療法学会2016年(北海道)
- 吉田俊輔:「使える手に向けた上肢機能アプローチを優先したことで難渋していた作業特定が可能となった一事例 第10回島根県作業療法法学会2015年(島根県)
地域貢献
- 2024年 作業科学研究会 教育部委員
- 2024年 島根県作業療法士会 学術部委員
- 2022年 第22回認知神経リハビリテーション学会サテライトレクチャー 講師
- 2021年 京都市内のケアマネージャーに向けた地域での就労支援に関する研修会 講師