3月10日(水)に第20回目となる島根リハビリテーション学院卒業式が行われました。
コロナウィルス感染防止に配慮し、開催規模を縮小の中、教職員、保護者、3年生に見守られ、実施されました。
この学年は、コロナウィルスの影響を最も受けた学年でした。4年次の臨床実習が中止となり、不安を抱えながら学内演習に励む毎日。また、感染拡大地域への就職活動も円滑には行えず、精神的な負荷が例年以上にかかっていたことは想像に容易く、教員も学生と共に悩み葛藤する日々でした。
そんな中でも、仲間と支え合いながら、地道にコツコツと国家試験勉強や就職活動を行ってきた1年間。卒業式での彼らの晴れ晴れとした表情から、この日々を乗り越えた達成感や自信を感じることができました。
学院長の告辞にもあったように、リハビリの語源は、ラテン語のRe(再び) Habilis(取り戻す)と言われています。ケガや病気で、失ったもの(身体の機能や、社会とのつながり)を再び回復し、その人がその人らしく幸せに生きていけるように、この学院で学んだことを胸に、医療・福祉の世界で精一杯頑張ってほしいと思います。
式の終了後には、卒業生からのサプライズとして、教員へ色紙と花束が贈られました。心のこもったプレゼントありがとうございました。
またいつでも学院に遊びにきてください。本当に卒業おめでとうございます。