障がい者にとってスポーツはリハビリテーションの一環という認識から、健常者と同様のスポーツとしてとらえられるようになってきています。
障がい者がスポーツをきっかけに自律や社会参加を実現させることも少なくありません。
また、スポーツは幼児期から老年期まで、人生や生活にとって大切な作業の一つであるといえます。
つまり、スポーツは障がい者のQOL(幸せ)を高めるうえでも、作業療法の専門性を活かせる重要な領域となっています。
一方で、少子高齢化による健康づくりや、高齢者に対する介護予防体操を実施する際もスポーツの知識は必要不可欠です。
そこで、作業療法学科の学生さんにスポーツの基礎知識を学んで頂く機会を設けたいと考え、課外活動での「スポーツトレーナー活動」に参加できることになりました!
スポーツトレーナー活動は、地域の中学校・高等学校の学生さんに協力を頂いていて学校に出向いて行っています!
内容は、
「それぞれのスポーツの特性についての勉強」
「見学の後、練習内容に問題がないかチェックする。監督から要望を聞く」
「身体機能の評価項目を考える」
「評価する(どこの筋力が弱いかなどなど)」
「トレーニングメニューの立案」
「トレーニング指導」
そして「振り返り」です。
先生は、理学療法士で島根県アスレチックトレーナー協議会認定アスレチックトレーナー(SAT)の資格をもつ堀江先生です。
学生さんと一緒に現場に出向き指導します。
「スポーツトレーナー活動」に参加した学生さんは、スポーツトレーナーとしての知識や技術だけでなく、トレーナーとして対外的な関わりを経験することにより、社会性も身に付けることが出来ます。
作業療法士のアスレッチックトレーナーも夢ではありません!
こうした活動ができるのも島リハの魅力です!!