作業療法学科 | 学校法人仁多学園島根リハビリテーション学院ウェブサイト学校法人仁多学園島根リハビリテーション学院

医療分野

医療現場での豊富な経験を持つ専門性の高い講師陣から、実際の症例を元に”生きた知識”を学べる。さらに、就職先と直結した臨床実習施設で「治す医療」の現場を体感。

就職例: ●急性期病院
●回復期病院
●クリニックなど

育成・就職に強い理由

「治す医療」の
これからがわかる再生医療、AIやロボット、ICTを使った新しい治療技術が次々に登場し、医療は、大きく進化しています。これからの時代も「治す医療」のニーズは絶えることなく、作業療法も、そうした進化とともに常に変化・成長しています。
シマリハでは、変化する医療現場に対応できるよう、最新のカリキュラムで学びをサポートします。

充実のカリキュラム

中枢系治療学

脳の障がいの回復を支援し、自立を目指す

脳の病気や障がいによって動きにくくなった方の「できる」を増やす作業療法を学びます。実践につながる考え方とスキルを身につけます。第一線で活躍する作業療法士から、難病のある方の生活や支援方法を実例とともに学べるのもこの授業の大きな魅力。繰り返しの学びを通じて、現場で使えるスキルを一歩ずつ高めていきます。

高次脳治療学

高次脳機能障害を理解し、
社会復帰を支える作業療法

この授業では、高次脳機能障害のある方が地域社会で自立できるよう、サポートする方法を学びます。必要な理論や技術を幅広く学び、模擬事例を使ったグループワークで実際の支援を体験。目標を立てて治療の実演を行い、活発な話し合いを通じて問題解決力や創造力も自然と身につけていける実践的な授業です。

強力な外部講師

県内外から、多くの外部講師を招き、疾患学について学びます。さらに、島根大学医学部附属病院をはじめ、県内の中核病院や県外の先進医療機関で活躍する作業療法士からも講義を受け、医療現場のリアルな症例を通じて、「治す医療」を深く学びます。
※ご紹介しているのは一部の講師です。紹介しきれないほどの講師陣が、本校の学びを支えています。

中枢系治療学島根大学医学部附属病院 森脇繁登さん
15年以上病院で作業療法士として急性期リハビリテーションに関わり、多数の学会にも所属する。
神経難病を得意とし、病院から地域まで幅広く活躍される。
応用作業分析学松江赤十字病院 曾田陽介さん
島根県の急性期医療の中核を担う病院で作業療法士として活躍中。また、島根県作業療法士会でも精力的に活動される。
応用作業分析学三朝温泉病院 松本周三さん
鳥取県の回復期で作業療法士として活躍中。また、鳥取県作業療法士会の理事を務める。作業に基づく実践をし、その人らしさを「ひと・環境・作業」から治療、支援している。
内科系治療学株式会社LIFE CREATEGrow
訪問看護ステーション代表 佐藤千晃さん
大学病院・回復期病院を経て現在地域の訪問看護ステーションを設立し、法人運営や地域での作業療法を展開している。

実践を通して、一生もののスキルが身につく

POINT
01

実践力を磨ける豊富な臨床実習: 県内の中核病院や県外の先進的な医療を学べる施設と多数連携して臨床実習を行います。最先端の医療現場での体験を通して実践力を磨きます。

POINT
02

臨床実習先が就職先に直結: 臨床実習先と就職先が直結しているのは、シマリハならではの強みです。
臨床実習先の例：島根大学医学部附属病院／島根県立中央病院／出雲徳洲会病院／安来市立病院／
大田市立病院　他　元町病院／日南病院／三次地区医療センター／北原国際病院／日本バプテスト病院　他

POINT
03

スタディツアーで先進医療を学ぶ: 世界的に新しい取り組みを行う病院で、先進的な医療を様々な視点から学びます。

こころ分野

精神分野の現役作業療法士から基礎を学び、現場を想定した豊富な演習と実践で“こころ”の支援力を磨く。

就職例: ●精神科病院
●精神障がい者支援センター
●就労支援施設
●刑務所
●高次脳機能デイケアなど

育成・就職に強い理由

社会で高まる
「こころ分野」×作業療法士の重要性リハビリテーションと聞くと「身体の治療と支援」を思い浮かべがちですが、実は作業療法は「こころの療法」から始まっています。高齢化社会の進展、ストレス社会化など、精神疾患が増加する社会のニーズの変化により、「こころ分野」に関わる作業療法士の重要性はどんどん高まっています。

充実のカリキュラム

評価学Ⅱ（精神）

こころの状態を理解し、見る力を育てる。

精神科で必要とされる「こころの評価方法」をわかりやすく学びます。病気の特徴に合わせた観察や集団評価の仕方を、ロールプレイやグループワークを通して体験的に理解していきます。
現場経験が豊富な先生の指導で、理論だけでなく、“実際に使えるスキル”が身につきます。

作業療法治療学Ⅱ（精神）

急性期から在宅まで、
幅広い現場で使える力を育てる

急性期病院から在宅医療まで、さまざまな現場で活躍する現役の作業療法士が授業を担当します。豊富な経験をもとにしたケーススタディを通して、実際の仕事をリアルに体験するように学べるのが魅力です。理論だけでなく、現場で本当に必要とされる考え方や対応力も、実践的に身につけていきます。

強力な外部講師

県内外の病院で活躍する、「こころ分野」専門の現役作業療法士が外部講師として授業を担当。実際の症例を使った講義や演習を通して、「こころと向き合う作業療法」のスキルを学びます。
※ご紹介しているのは一部の講師です。紹介しきれないほどの講師陣が、本校の学びを支えています。

精神系治療学西川病院 篠崎亜由美さん
長年精神医療に携わっており、急性期から就労支援までを支援する作業療法士。病院では管理職としてチームのマネジメントも行われている。また、島根県作業療法士会の副会長も務めている。
精神系治療学医療法人むつみホスピタル
訪問看護ステーションビオス 秋山健太さん
地域の中で支え合い、自分らしい生活をできることを理念にし支援を行う作業療法士。また、徳島県作業療法士会にて理事を務める。

こども分野

小児分野で活躍する現役の作業療法士から、子どもの発達や支援に必要な知識を学びます。さらに、放課後児童クラブなど学外での体験も充実しており、実践を通して子どもとの関わり方を深められます。

就職例: ●小児病院
●児童発達施設
●放課後等デイサービス
●保育所訪問支援など

育成・就職に強い理由

子どもの発達を支えるスキルを、
リアルな体験を通して学ぶ授業の中で知識を習得し、作業療法士の視点での子どもへのアプローチを考え、実際の現場で実践。座学と実践を繰り返すことで、しっかりと知識を身に付けることができます。子どもとの関わりを通して発達課題を発見し、遊びの中で発達を促すスキルを習得します。

充実のカリキュラム

授業で

作業療法治療学Ⅲ（小児）

子どもへの理解と支援力を高める
実践授業

小児分野で経験豊富な教員と最前線で活躍する作業療法士から、子どもへの支援を実践的に学びます。模擬事例を使ったグループワークを通して、発達障がいや身体障がいのある子どもたちへの理解を深め、現場で役立つ支援方法を考えていきます。

チャイルドサポート

子どもたちの成長を支える
スキルを学ぶ

奥出雲の放課後児童クラブをフィールドに、実際の子どもたちと関わりながら学ぶ、生きた授業です。経験豊富なフリーランスの作業療法士とともに、一人ひとりに合った支援を考え、多様な子どもたちと丁寧に向き合います。障がいの有無にかかわらず、どんな子どもにも寄り添える“支える力”を実践を通して育てます。

課外で

作業療法Lab

町内の放課後児童クラブで実施。小学生との関わりの中で、子ども達の心の奥底にある思いや希望を引き出し、叶えることを、作業療法的な視点から考え学んでいきます。

強力な外部講師

国内外で子どもの発達支援に取り組む作業療法士や、小児リハで活躍する現役の作業療法士を講師に迎え、現場のリアルを学びます。実際の経験をもとに、子どもの支援に必要な視点やスキルを、実践的に身につけていきます。
※ご紹介しているのは一部の講師です。紹介しきれないほどの講師陣が、本校の学びを支えています。

発達治療学放課後等デイサービス／保育所等訪問支援
さんてらすなの花 岩田淳也さん
継続した発達支援で、子ども達の生活する力や人と関わる力を伸ばすことを目指し、子ども分野で活躍する作業療法士。
発達治療学こどものつむぎ 来間寿史さん
子ども達の発達課題に対して、保育園や学校に助言を行い、生活の中でのつながりを支援している作業療法士。
チャイルドサポートリエチャイルドサポート 引野里絵さん
国内外で子どもの発達支援の経験をもち、現在は障がいの有無に関わらず、家庭や保育園など、暮らしの場を中心に発達支援、子育て支援を行っている作業療法士。

在宅分野

作業療法士、起業家、大学教授など、さまざまな立場の講師から地域作業療法の基礎を学びます。さらに、奥出雲町での体験を通して、人と地域をつなぎ、支える力を実践的に身につけていきます。

就職例: ●老人保健施設・老人福祉施設
●デイサービス・デイケア
●市役所
●地域包括支援センター
●免許センター

育成・就職に強い理由

地域に飛び出し
リアルな体験ができる奥出雲町を学びのフィールドに、地域の方々と交流して困りごとや課題を知り、作業療法の視点から解決に向けた取り組みを立案。
授業で習ったことを元に学生の力で考え、地域で実践を行うことができます。「社会の中でその人らしく生きていくこと」を支えるスキルを得ることができます。

充実のカリキュラム

地域マネジメント論

地域とつながる予防医学の実践授業

奥出雲町で行われているフレイル予防活動に参加。企画・運営を自分たちで行い、地域の方々とふれあいながら実践します。現場での学びを通して「地域を支える力」と「課題を見つけて解決する力」が、しっかりと身に付きます。

作業療法治療学Ⅴ（老年期）

高齢者の「生きがい」を支える
作業療法を学ぶ

高齢者の体や心の変化を理解し、作業療法で「生きがい」を支える方法を深く学びます。グループワークを通して、実践的な課題解決力も養います。大学教授と連携し、最新の理論も学びながら、高齢者の生活の質（QOL）を高める視点と技術を身につける授業です。

強力な外部講師

作業療法士、起業家、大学教授など多彩な講師陣から地域作業療法の基礎を学びます。最新の知見に精通した講師を多数迎え、演習を通して理論と実践をじっくりと学べます。

※ご紹介しているのは一部の講師です。紹介しきれないほどの講師陣が、本校の学びを支えています。

老年期治療学広島大学大学院医系科学研究科 花岡秀明さん
高齢者がその人らしく生活するための作業療法について教育や研究を行い、地域活動にも積極的に参画している。
職業関連活動障がい者支援センター「てらだ」 大谷将之さん
利用者やご家族はもとより、地域住民の方々からも親しまれ安心・信頼・満足が得られるよう、利用者本位のサービスを心がけて実施している。