
変化する医療の現場で求められるのは、
「治す」スキルと「支える」スキル。
本学では、理学療法士・作業療法士として必要な「治す」スキルに加えて、
対象者に寄り添い「支える」スキルを
養うカリキュラムも充実しています。
学生一人ひとりに合わせた学習支援と、県内を中心に、
県外にも広がる多様な“リアルな体験”が、
現場で活きる確かな力と自信へと繋がります。
高い国家試験合格率と希望就職の実現・就職満足度の高さが、その証です。
基本理念
島根リハビリテーション学院は、教育基本法の精神及び学校教育法第百二十四条の趣旨に則り、
国際的視野に立った豊かな教養と高い倫理観を備え、かつ、科学的探究心に富む人材の養成と
理学療法学及び作業療法学の向上を目的として教育及び研究を行うとともに、
その成果をもって地域社会の発展に寄与し、人類の福祉に貢献することを基本理念とする。
沿革
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1998年(平成10年)学校法人仁多学園 法人認可
奥出雲町(旧仁多町)の全額出資により「島根リハビリテーション学院」 設立 -
2006年(平成18年)高度専門士の称号付与の認定を受ける
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2007年(平成19年)私立専門学校等第三者評価事業
平成19年度第三者評価修了 -
2012年(平成24年)私立専門学校等第三者評価事業
平成24年度第三者評価修了 -
2013年(平成25年)文部科学省認定「職業実践専門課程」認定
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2017年(平成29年)私立専門学校等第三者評価事業
平成29年度第三者評価修了(一般社団法人リハビリテーション教育評価
機構の評価認定審査(第三者評価)修了 -
2018年(平成30年)開学20周年
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2022年(令和4年)卒業生が1,000名を超える
理事長・学院長挨拶

豊かな学習環境で
充実した4年間
求められる人材を目指し、
この地で邁進を。
奥出雲町長 糸原 保
島根リハビリテーション学院は、平成10年に地元自治体が母体となり島根県で最初に設立された理学・作業療法士養成専門学校です。これまで1,000名を超える卒業生が全国各地の医療・福祉の世界で活躍しており、学院長には歴代、島根大学医学部名誉教授に就任いただくなど島根大学医学部の全面協力を得、経験豊富な専任教官のもと文部科学大臣認定「職業実践専門課程」に相応しい教育に取り組んでいます。
また、奥出雲町をフィールドに行政や教育機関、医療・福祉団体などと連携し、地域医療・健康増進を学ぶ独自の実践授業も充実しています。その他、学費減免特待生、運転免許取得、通学費補助、宿舎家賃補助など充実した学生生活になるように奥出雲町と共に支援しています。
理学療法士・作業療法士の道を志す若人の皆さん、ここ「島根リハビリテーション学院」に集い、充実した学生生活を送りながら、プロフェッショナルを目指しましょう。皆さんの目標の実現を全力で支援します。

広く社会に貢献できる
リハビリテーションを
めざし、
質の高い療法士を
育成します。
島根リハビリテーション学院
学院長 紫藤 治
リハビリテーションの専門職はさまざまな理由で身体の能力が低下した方々に対し、その方らしく豊かで幸せな生活を取り戻すことを支援するのみならず、日々の生活のなかで未然に病気やケガを防いで健全に活動できることを目的とする予防医学として社会に貢献する役割も担います。より良い療法士になるためには関連する高度な専門的知識や技能を身に着けることはもちろんのこと、高い人間性や社会性、問題解決能力などが求められます。島根リハビリテーション学院では地域と連携して多様な業種・職種の方やさまざまな年齢層の方々と交流することにより、チームとしての医療を理解し、社会環境の課題を発掘し解決策を考察するなど多くの学習プログラムを用意しています。また、医療人に必要な医学英語教育も取り入れています。このように本学院はプロフェッショナルとして質の高い理学療法士、作業療法士の育成をめざしています。4年間の学院生活が有意義で実りあるように皆さんを教職員全員で応援いたします。
アドミッションポリシー
(入学者受入方針)
- 理学療法学科
- 理学療法士は、優れた知識や技術を有し、医療や福祉、保健などの分野で援助を行い、ヒトに直接関わる職種です。本学院理学療法学科では、ヒトに関心を持ち、他者を尊重し、奉仕の精神を持っている学生、及び、自己研鑽を惜しまず、常に探究心を持ち能動的に粘り強く学べる学生を求めます。理学療法学を学ぶためには、高等学校までに習得すべき基本的な学力が求められます。
- 作業療法学科
- 作業療法士は、社会的課題への対応能力が求められます。作業療法は、社会ニーズに関心を持ち、能動的にヒトの「こころ」に寄り添うことを基盤としているため、他者に興味を持ち、尊重できる学生を求めます。作業療法学科では、学生による能動的な学習を支援しており、実践的学習に意欲的に取り組む学生を求めます。新たな知見や技能を備え、主体性を育む観点から、自己を大切にし、成長を惜しまない人材を求めます。作業療法学を学ぶためには、高等学校までに習得すべき基本的な学力が求められます。
カリキュラムポリシー
1.カリキュラム構成および
編成の基本方針
本学院のカリキュラムは、指導要領・指定規則を遵守し、さらに理念及び教育目標に沿って編成される。
カリキュラムの中で、セラピストとしての優れた知識と技術の習得および国家資格取得(国家試験合格率100%)を目指すと同時に、他者を尊重し、支え、共に生きるといった優しい心や変動する社会においての高い適応力を持った人間性の育成を図る。また、『職業実践専門課程』に相応しく、関連企業や地域と連携し、実践力や行動力を養う、実践型の授業を積極的に開発しカリキュラムに組み込む。
加えて、キャリア教育を1年次より展開し、望ましい職業観・勤労観を養うとともに、将来ビジョンの形成を促し能動的に学ぶ態度を育成する。また、主体的に進路を選択する能力・態度を育て、全学生が満足する就職を可能とする(就職率100%・就職満足度100%)。
2.カリキュラムの構成
本学院のカリキュラムは、上記の編成方針をもとに、以下の3つに分類される。
1)コアカリキュラム…通常授業/臨床実習
2)キャリア教育
3)国家試験対策
3.カリキュラム編成の体制
本学院によるカリキュラムはFD委員会によって、学修成果および社会のニーズ(保護者、卒業生、就職先、その他社会)を踏まえて、適時見直しを実施し改善を図る。
ディプロマポリシー
理学療法学科
- 1.態度
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多様な文化・価値観を理解するための幅広い教養、医療職として相応しい高い倫理性など、
基本的人権を尊重して行動できる豊かな人間性を身につけている。
- 2.思考・判断・行動
- 地域社会で活躍するため、チームで協力しながら、実在する課題を多面的に把握し、仮説をたて解決策を立案し提案することができる。また、仮説を見直し新たな解決策を立案し提案することができる。
- 3.理学療法に関する専門性
- 理学療法士としての基本的な知識・技術をもとに、対象者の基本動作能力に関する課題を科学的根拠をもって明確にし、その回復を図ることで、その人の健康や生活の質、幸福の向上に寄与することができる。
- 4.関心・意欲
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基礎的な理学療法学研究の方法論を理解し、生涯にわたって「理論と実践の往還」の中で、
学び続け成長していく意欲と基礎能力を身につけている。
作業療法学科
- 1.態度
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受容と共感のもと、ヒトの人生に寄り添える幅広い教養、医療職としての
倫理観を身につけている。
- 2.思考・判断・行動
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他職種・他業種・地域住民と協働し、組織や地域の課題を把握し、解決策を実践するための
課題発見・解決能力、マネジメンント能力を備えている。
- 3.作業療法に関する専門性
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作業療法士としての最新の科学的根拠に基づいた知識・技術をもって、
障がい者、健常者問わず、全ての人々の幸福に寄与することができる。
- 4.関心・意欲
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作業療法士として「理論と実践の往還」の中で学び続けていくための
生涯学習能力を身につけている。