11月22日、12月5日、6日、10日と地域理学療法論において外部講師をお招きして、「支える医療」についてお話ししていただきました。
外部講師は、山勝ライブラリ 山下勝巳先生、医療法人社団悠翔会 佐々木淳先生、あいおけあ 加藤忠相先生、慶應義塾大学講師 山岸暁美先生、さくらホーム 羽田知世先生、下畠有喜先生です。
本学院の地域理学療法論では、「支える医療」とは、誰のために何をすることなのか・・・、「支える医療」を実践するために私たちに必要な能力は何か・・・、を学ぶ授業です。
11月22日は、人との関係について考え、加えて他業界と連携しながら人を支える実例を山下先生にお話していただきました。
また、12月5日は「ピア」の上映を通じて「支える医療」とは何かを学びました。さらに、佐々木淳先生より、なぜ「支える医療」が必要なのかを社会的背景や現在の医療の課題を踏まえて教えていただきました。
12月6日は、加藤忠相先生、山岸暁美先生より、「人を支える」ために重要な意思決定支援について、また人生の最後まで、生きるを支えることについて貴重なお話しを聞かせていただきました。
12月10日は、羽田知世先生、下畠有喜先生より、さくらホーム、放課後等デイサービスさくらんぼの取り組みを通じて、「ケアはまちづくり」になることを教えていただきました。
「支える医療」とは、「その人らしく暮らしていくことを他職種、他業界、地域の方々とともに、対象者と背中を合わせながら支え合っていくこと・・・」、「支える医療」に答えはないけれど、人を支えるとは何かを考え続ける理学療法士を育成したいと、私たちは強く思いました。
山下先生、佐々木先生、加藤先生、山岸先生、羽田先生、下畠先生、遠いところ本学の学生のためにご教授いただき、本当にありがとうございました。心より感謝いたします。