コミュニティ・ベースド・リハビリテーション(CBR)が島根県雲南市で行われました。

2021.10.27

平成30年度より始まったコミュニティ・ベースド・リハビリテーション(CBR)が今年も無事に開催されました。

「コミュニティ・ベースド・リハビリテーション(CBR)」は島根リハビリテーション学院の選択科目です。WHOから提唱されているCBR(Community Based Rehabilitation:地域を基盤としたリハビリテーション)の概念をベースとし、町が有している課題や資源を「保健・教育・生活・社会・エンパワメント」の要素に分類し、つなぎ合わせ解釈することで、アウトリーチに依存しない新たなリハビリテーションアプローチを導き出す特徴があります。

昨年度は、コロナ禍により全面オンラインの形式になりましたが、今年度は9月上旬に三日間にかけて雲南市木次町を舞台に行われました。

4,5人のグループに分かれ、保健師や理学療法士として現在も活躍されている方々にファシリテーターとして入っていただき様々なアドバイスをいただきながら活動しました。

近隣在住の方々に来ていただいたり、学生自身が町へ飛び出して地域の方々のもとへ出向いたりしてヒアリングを行いました。その後は、グループワークや各グループでの発表に備えたディスカッションを行っていきました。

後日、インタビューをさせていただいた地域の方々をお招きして発表を行いました。学生からは地域の幅広い年齢の方々が気軽に集まることのできるカフェを作る、高齢者の方々が得意分野で先生となってだれでも参加できるサークル教室を開くなど様々なアイデアが出ていました。

関係各位の皆様、お力添えをいただき、誠にありがとうございました。

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